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헤드윅(Hedwig) 2016/05/15



5/15(日) 14:00
홍익대 대학로 아트센터 대극장
99,000W

HEDWIG : 정문성(チョンムンソン)
YITZHAK : 서문탁(ソムンタク)

대본 : John Cameron Mitchell
작곡/작사 : Stephen Trask
연출 : 손지은

最高の公演!
ムンソンさんの進化がもう本当に素晴らしかったです。前回とは違い、登場シーンから大歓声が上がって、ほっとしたのと感無量でいきなりウルウル(母心?) 公演中も、普段泣かないような場面で何度も泣きツボがありました。感情移入しすぎでしょうか(笑)

基本的に、少女キャラでとってもかわいいのです。ものすごく細いから、タクさんに軽く押されると、(もちろんわざとですが)ものすごい吹っ飛びようで思わず笑ってしまいます。ムンソンヘドは、話が進むにつれ語り口がどんどん変化していくのですよね。後半はもう引き込まれすぎて、鳥肌立っちゃうくらいで…最初と後半でこんなに変化させるのって珍しいと思うのですが、ヘドの心情、人生に合わせて演じているからですよね。これほどまでヘドとして生きていると感じられる役者さんは今までいなかったので、うますぎる~と唸りながら見ていました。前回感じたちょっと小劇場規模だった演技ですが、今回はきちんと調整され大劇場に合わせた演技に変わっていました。さすがです。

私の好きな場面。Wig in a boxでトレイラーハウスに入る前に一緒に歌おうと…映像で小さなヘドのアニメーションが歌詞(音符)を追うように動くのですが、ムンソンヘドが「私がトントン動いてるのが見えるでしょ?それを追って歌えば大丈夫よ♪」と説明する時のトントンの発音が可愛すぎていつも萌えます(マニアック笑) その後、トレイラーハウスが開いて、ムンソンヘドが登場した瞬間、わ~~っ!と超ときめいちゃいました。白いカツラと金色のシャラシャラしたケープ?を纏った姿があまりにかわいくて…いくつかある衣装の中でこれが一番好きです。

ムンソンさんは、相手がタクさんだからか、もう安心して身を委ねている感じが伝わってきて、またタクさんがそれをどーんと受け止めてくれていて、2人の信頼関係が丸見え(笑) グミベアのところはタクさん扮するルーターがハンセン(ヘド)にグミを投げて、ムンソンさんがそれを口で受けるというのを何度もやっていて…ムンソンさんは口で受けるのがめちゃめちゃうまくて、ほぼパーフェクト(口の中グミで満杯→話せなくて吐き出す笑)。タクさんに餌付けされているムンソンさんの絵面が、サーカスの熊かよ!と…面白すぎて笑っちゃいました。この遊ばれ感が普段の仲の良さが伝わってくるし、姉さんがやる事には無条件で従う構図が見て取れます(笑)

タク姐御、ムンソンさんの面倒をよく見てくれて(笑)、またいつもながらの高レベルのパフォーマンスをありがとうございます。本当に素晴らしいイツァークです。

基本的に、Midnight Radioではもれなく泣きなのですが…実は、この時期かなり辛いことがあり、心が地の底まで堕ちていて、韓国へ行くのもどうしようかと思ったくらいだったのですが…そんな私に、ムンソンさんがMidnight Radioで、(この日は前方ど真ん中の席だった)真っ正面から私の目を見て、지지마라!포기마라!(負けるな!諦めるな!)ってものすごく心から、奮い立たせるように、歌う感じじゃなく叫ぶように言ってくれたのです(って思えた) それが自分に向けられたメッセージのようで、私の心の内を見透かされたようではっとしつつも、その後はもう溢れ出る涙を止める事ができませんでした。ムンソンさんは、くじけそうな私の心をすくい上げてくれました。この言葉に勇気づけられ、私は今頑張れています。ムンソンさん、ありがとう*^^*

アンコールはものすごい盛り上がりで、観客はもちろんですが、ムンソンさんもタクさんもすごく清々しく幸せそうな表情をしていました。

私は、ムンソンさんを初めて見たのが、2009年パルレのナッシム(現在のマイケルの前身)でした。そこから色々な出演作品を見てきて、本当にいつも真摯な姿勢で舞台に向き合っている役者さんだなと感じています。だからこそ、いつもその役を生き、心に響く演技ができるのだと思います。もうすっかりテハンノのトップスターですが、正直ヘドにキャスティングされた時、今回大劇場という事もあって、演技、歌に加えて会場掌握力も必要になるので、どうかな~と期待半分不安半分なところがありました。前回見た時は、いい部分も多かったけど、この会場でヘドやるにはもうちょっとかなと思いました(何様) でも、今回は立派なヘドに進化していて、さすが日々努力と進化を続けるムンソンさんだと思いました。

公演中も感じていましたが、特にアンコールで会場総立ちの中で、大歓声を受けながら歌っている姿に、あー最初に見たナッシムからこんなにたくさんの観客を熱狂させるスターになったのね…あんなに小さかった子がこんなにも立派になってという親戚のおばちゃんの心境で、勝手に感激して泣いていました(笑)

Hedwigというのは特殊な作品だと思うのですが…演劇要素が強いのに、歌はロックナンバーで…。役者であっても歌手以上の歌唱力が必要だし、歌手であっても役者並みの演技力が必要です。なので、歌がすごくうまくても、演技がすごくうまくても、誰でもができる作品じゃないのです。役者がひとり(イツァークもいますが)であんなに観客全員を引きつけて、会場一体となって盛り上がれる作品は他にないし、納得できるパフォーマンスができたら本当に気持ちいいだろうし、役者として最高に幸せを感じる作品なんだろうな思います。アンコールでのムンソンさんの表情を見て、そんなことを感じました。立派にヘドの人生を駆け抜けたムンソンさんに拍手を送りたいです。

ムンソンさんは、歌も演技も最高にうまいと私は思っていますが、ショー的な派手さは少ないタイプなので、見る人によっては物足りなく感じるかもしれません。でも、私はこの作品はヘドの人生の物語だと思っているので、今まで10人くらいのヘド役者で見てきましたが、一番本来のストーリーに忠実で、一番感動しました。

もう何十回と見ているヘドの公演の中でも過去最高と言ってもいいくらい素晴らしい公演でした。一生忘れられない思い出の舞台となりそうです。また是非来期も出演して、より深いヘドの人生を見せて欲しいです。

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