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터키블루스(ターキーブルース) 2016/03/19



3/19(土) 15:00
홍익대 대학로 아트센터 소극장
35,000W

김시완 : 김다흰(キムダヒン)
임주혁 : 전석호(チョンソッコ)

Guitar : 권준엽
Music, Piano : 정한나
Sound operating & Chorus : 박동욱
Light operating & Chorus : 임승범

작/연출 : 박선희

素晴らしい作品。
なぜだか、どんな話かも役者さんもよく知らないのに、この作品私絶対に好きだという直感があり、チケットを即買い。結果、その直感どんぴしゃ。超超超よかったです!!

会場に入ると、そこはライブ会場の舞台になっていて、ギターを持ったダヒンさんがオソオセヨ~^^とあの優しい笑顔で迎えてくれました。
この時の舞台の歩き心地がキャッツの回転席へ行くまでの感じに激似で、実は心の中でかなり興奮していました(笑) キャストが座席案内してくれるのも結構ツボでした(開演前はスタッフの方だと思っていたのですが、公演が始まったら出演者だったからビックリした笑)

このキムダヒンさん演じるシワン(整形外科医)が初めてライブをするというお話で、観客は本当にそのライブに来ているかのような感覚に陥ります。

このダヒンさんの歌声の魅力ったら…あの俳優さんですよね?と聞きたくなるくらい。歌手もびっくりな程とても魅力的な歌声で、耳が釘付けでした。

シワンが、ライブで歌い、MCで音楽をやるきっかけとなったジュヒョクとの出会いからのエピソードを交えて進行していきます。
一方、ジュヒョクも回想する形でトルコ旅行やシワンとの思い出を語っていきます。この時、ジュヒョク役のソッコさんがトルコを旅した時の映像が映し出されるのですが…現地人ですか?というくらいの馴染みようでした(笑)

舞台上にシワンとジュヒョクがいるのですが、2人は同じ時空にはいないのです。それぞれがエピソードを語る時に、回想シーン的に2人が交わる事はあるのですが、基本的にひとり語りになっているという何とも不思議な作りになっています。

シワンは、高校生の時に音楽に出会ったので、その時好きだった曲などを歌って…それらの中にPanicの曲があって、私の好みどストライク。ちなみに、一番最初にテハンノでストリーライブやった時に歌ったのがPanicの左利きだったそうです。

2人は、とある出来事をきっかけに挨拶もできずに別れ別れになってしまったのですが、それから日々の生活を送りながらも2人の心の中では相手の事がずっと気にかかっていたのだと思います。

シワンは、ジュヒョクと別れて音楽もやめてしまったのでしょうね…また音楽をやってみようと1歩を踏み出し、ファーストライブをやる事に。ライブの終わりに、再び音楽に向き合えたので、これをきっかけにジュヒョクを探してみようと思うと言います。

ジュヒョクは、トルコで昔シワンといつか行ってみようと話していた海辺(名前忘れた)を歩いていたら、車に跳ねられ身を海に投げ出されてしまいます。そして、海の中に沈んでいく…シワンを想いながら。

そして、ライブの最後に歌った曲がPanicの내 낡은 서랍 속의 바다。歌詞と話がリンクしていて、ぞっわー(鳥肌)

2人が10年以上の時を経て、再びやっと向き合おうとしたのに、その時にはもうジュヒョクはこの世にいないという…。そして、その事を知らず再びジュヒョクに会えるという希望に満ちているシワン。切ないのにちょっと温かいラストにじーん…余韻に包まれて終わりました。

ダヒンさんは、本当にこういう過去を持った歌手という感じで、演技をしている感が一切ありませんでした。
ソッコさんは、エネルギーに満ちていて、強がっているけど実は繊細。顔は笑っているのに心は泣いているという場面があって、その表情が忘れられません。

ストーリーも演出も音楽も役者さんも、全てにおいて最高の作品でした。ラストが衝撃的だけど、穏やかなダヒンさんの歌声が耳に残って、余韻がすごかったです。この後すぐに同じ建物内の別劇場ででHedwigを見たのですが、しばらく余韻から抜け出せず気持ちの切り替えが大変でした。

見てから時間が経ってしまって、記憶がかなり薄れているし、セリフのうろ覚えや聞き漏れている部分もあると思うので、話を勝手に作ってるところもあるかもしれませんが(だとしたらスミマセン^^;)…再演があったら必ずまた見たい素晴らしい作品でした。

韓国にはこういった小劇場もので素晴らしい創作作品がたくさんありますよね。それだけ才能豊かな若いクリエイター達が活躍できる場があるという事だと思うので、本当に素晴らしい事だと思います。反面、採算面で厳しい現実もありそうなので、その辺のバランスが難しそうに見えます。こんな良質な舞台も割引を使うと2,000円台で見れてしまうので、申し訳なくもありがたいですが、一方で大丈夫ですか?と心配にもなります。

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