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한밤중에 개에게 일어난 의문의 사건(夜中に犬に起こった奇妙な事件) 2015/12/19



12/19(土) 14:00
광림아트센터 BBCH홀
52,800W

크리스토퍼 : 전성우(チョンソンウ)
에드 : 심형탁(シムヒョンタク)
시오반 : 김지현(キムジヒョン)
주디 : 김로사(キムロサ)
로저 : 황성현(ファンソンヒョン)
시어즈 부인 : 한세라(ハンセラ)피터슨 목사 : 김종철(キムジョンチョル)
알렉산더 부인 : 강정임(カンジョンイム)

원작 : Mark Haddon
국본 : Simon Stephens
연출 : 김태형

すごく面白かった!
メインテーマは、一人の少年の成長物語なのですが、何かすごく斬新かつ壮大な舞台で、こんな公演見たことない!と、もう気持ちは前のめりでぐいぐい引き込まれました。

推理ものなのかな?と思っていたら(←相変わらずのぶっつけ)、途中でお母さんの死の真相や犬を殺した犯人が分かっちゃうし…。この後どう展開していくのだろうと思っていたら、クリストファーが様々な困難に立ち向かい、ひとつひとつ克服しどんどん変わっていく姿に、心の中で「頑張れ~!」と応援している自分がいました。

最後は、僕は何でもできるって事だよね?と、舞台上のキャストに、そして観客に問いかけて終わるのですが、全員が「うんうん、そうだよ」と心の中で答えていたと思います。その時のクリストファーの清々しく希望に満ちた表情がとても印象的でした。その言葉は、見ている私達へのメッセージにも感じられて、すごく勇気をもらった気がしました。感動と勇気が入り混じり、何とも後味のよいラストでした。

しかし、ソンウくんやっぱり天才。こんなに難しい役を完全に消化していました。若手俳優の中で頭ひとつ出たなと感じました。しかも、かわいいし(笑)
最後にサンディ(子犬)が登場するのですが、サンディを抱っこするソンウくんの可愛さったら…(笑) 「ちょっと歩いてみるか?」とサンディを舞台に下ろすのですが、1秒もしないうちに「ちゃれっそ♪(うまくできたね)」と再び抱き上げて…その間が絶妙ですごく面白かったし、ちゃれっそ♪の言い方があまりにかわいくて身悶えました(笑)

お父さんのシムヒョンタクさんは、ドラマやバラエティーなどで見て、結構好きな役者さんなので楽しみにしていました。悪くはないのですが、セリフ回しや演技がやはりドラマ的な感じで、ちょっと全般的に弱い印象でした。若くてカッコいいので、15歳のクリストファーのお父さんとして、見た目的にもソンウくんと親子っぽくて、すごく役に合っていたと思います。

シオバン先生のジヒョンさん、安定のうまさでした。そういう演出なのでしょうが、朗読部分がすごく早口で、ジヒョンさんのセリフの聞きやすさを以てしてもちょっと聞き取りづらかったです。普通に会話する部分は、優しくてクリストファーを勇気づけ、クリストファーが唯一心を開いて信頼している人というのが感じられてよかったです。

お母さんのキムロサさん、すごくよかったです。特に、クリストファーがプラレールの線路を組み立てている時の独白?にうるうるしてしまいました。

アレクサンダー夫人のカンジョンイムさん、まだお若い方だと思いますが、おばあさん役がとてもお上手でした。以前、パルレの大家さんでも見たことがあったと思いますが、おばあさん役のエキスパートなのでしょうか。

舞台セットがとてもシンプルなのですが、最新技術を駆使してとても斬新でした。ああいうのもプロジェクションマッピングというのでしょうか?家の形をした壁だけのセットに窓やドアが光で描かれてちゃんと家に見えるようになります。それが寸分の狂いもなくぴったり描かれるので、うわすごいなと感激してしまいました。スクリーンが現れ、電車がホームに入ってまた走っていく様子も躍動感やクリストファーにとっての恐怖感が見えてすごくよかったし。あと、お母さんが心臓麻痺で亡くなったとクリストファーに告げた時に舞台が真っ赤になって、心臓がどっくんどっくん脈を打つ映像が映し出されたりするのもすごくよくできているなと思いました。

宇宙を思わせるような照明も壮大で息をのむほど美しかったし、たくさんのライトが天井から下りてきて迷路のようになったり…とにかく目新しい技術、演出に目が釘付けでした。

そうかと思うと、人が物(キャッシュディスペンサーや引き出しなど)を演じる手法もあり…最新技術とこのアナログ感の対比も面白かったです。人が物を演じる手法…これカンダ作品で見たことあるぞと思いました(笑) カンダの演出家さんは、この作品を見てヒントを得たのでしょうか。たぶん、こちらが先ですよね?

作品に対して劇場が大きい気もしましたが、大掛かりな舞台効果が必要なので、この演出だったらそれなりの設備のある大きい劇場じゃないと無理だなと思いました。

劇中で数学の問題を解く過程を説明しようとするクリストファーに、シオバン先生が今じゃなくて終演後それを聞きたいと残ってくれる人に説明してあげてというやり取りがあったのですが…カテコ後、もちろん観客のほとんどが残っていて、クリストファーが舞台設備の説明の後、ピタゴラスの定理を見事に説明しました。劇中に伏線?を残して、終演後にこういうおまけ的な演出って新しいし面白いですね。

軽く謎解きのトッピングはされていますが分かりやすいテーマで、見たこともないような目新しい演出に役者さん達の高い演技力。演劇というカテゴリーから飛び出したような斬新な舞台でした。今まで見た演劇で一番面白かったです。

何となく、ちょっとアルジャーノンに似ているなと思いました。ねずみも出てきたし(笑)

それと、キムテヒョン演出家。トゥギョルハンジャンや模範生達でも独特だけど印象的な演出でしたが、今回も素晴らしい演出でした。私好みの舞台を作ってくれる演出家さんです。

こんなに素晴らしい作品なのに、チケットがあまり売れていないようで残念です。やっぱり、演劇となるとハードル上がるのでしょうか。

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